

誰でもわかっていることだが、歯周病やむし歯の予防や治療の上で歯磨きは非常に重要なものである。
これをみているあなたも、さすがに歯磨きをしていない人はいないはずだ。
しかし本当に磨けているのだろうか?
「磨けている人はごく少数である」というのが私の経験上の結論である。
私は皆さんに「磨ける歯磨き」を習得してもらうべく、この内容を真剣に書いている。
だから少々口調がきつくなっているが、我慢してほしい。
そして真剣に読んでもらいたい。
さて、歯磨きというのは1日に3回〜4回すればいいのか?
答えはYESだが、それだけではこのお話をする意味がない。
突然ではあるが次にあげる質問にYesかNoか考えてほしい。
1.歯ブラシは「かため」のものがよく磨ける
2.大きめの動きで、すばやくゴシゴシ磨いたほうがよい
3.歯磨き粉はたくさん付けた方が汚れはよく落ちる
----------------
----------------
答えはすべてNoである。
ちなみにこれらはタイルの目地のカビを、たわしで掃除するときはYesとなる。
さて、肝心の歯磨きの方法であるが結構むづかしいかもしれない。
しかし、なぜ「目からうろこなのか」?
日常、皆さんが磨いている歯磨きの方法と大きくかけ離れていないからである。
ではなぜむづかしいのか?
歯磨きは習慣になっている。
真っ白な紙に絵を書くより、書いてある絵を修正し別の絵にするほうが面倒で難しい。
要するに、まったく歯磨きをしたことがない人に教えるほうが、そうでない人の習慣をねじ曲げるより簡単なのである。
新しい習慣として身につくまでは多少の忍耐と努力が必要なのです。
簡単に歯磨きといっても、1ページや2ページでは終わらない。
混乱を避けるため順番に書いていきます。
あくまでも順番を守ってご覧ください。
歯磨きの下準備
基礎編
第一段階 いつ歯を磨けばいいのか
第二段階 歯ブラシの持ち方
第三段階 歯ブラシの当て方
第四段階 歯ブラシの動かし方
基礎編をご覧になり完璧に習得されても、口の中の汚れは3分の2も取れません。
とくに歯並びが悪い方は取れにくいのです。
この先は基礎編をご覧になり、少なくとも10日くらい練習しなければ効率よく習得できません。
一気に読んでしまおうなどとは思わないでほしい。
ここからは細かいところまできちんと汚れを落とすテクニックに入ります。
応用編
第一段階 基礎編の内容に味付けをする
第二段階 歯ブラシの特殊な使い方
第三段階 自分の歯並びを知る
ここまでやっても汚れが残る場合
第一段階 清掃補助器具を使う